大分の郷土料理

鶏肉の天ぷら「とり天」(上の写真右上)
ほうとうに似た「団子汁」(上の写真右下)
おやつに最適、「やせうま」(下の写真)
帰る日に「やせうま」の意味がわかってスッキリ!

 第37回 日本行動計量学会  2009.8.4〜8.7 大分大学医学部

大会実行委員長賞を受賞しました

 私達は、平成18年から、栄養教育を行った対象者の行動変容について数量データをもとに評価を行う試みを 行って参りました。本学会では2度にわたり発表する機会に恵まれ、さらに今大会においては 「特別セッション」開催のお話をいただき、「行動計量学的アプローチによる栄養教育の評価〜その実践と今後の課題〜」をテーマに4演題の発表をすることができました。
 このたび、学会大会実行委員会より、継続的な研究の取り組みに対して、一定の成果が認められたということで各演題に対して「大会実行委員長賞」をいただきました。この4年間、栄養士活動の現場で地道にデータをとり続け、毎年少しずつ成果をかたちにまとめることができ、そして、「大会実行委員長賞」までいただくことができ、大変うれしく思っています。日常の仕事をしながらの研究活動は時として大変ですが、今後につながる励みになりました。ここまで私達を導いてくださったすべての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 今回は大分大学医学部(大分県由布市)が会場でした。緑豊かな大分は関東のように暑すぎず、夏の暑さを満喫しました。



   
 ★大会実行委員長の江島伸興教授と★
 



もちろん大分観光もしてきました。湯布院を金隣湖まで散策、別府にも立ち寄りました。
別府では温泉源を見ることができる「血の池地獄」や「坊主地獄」、「竜巻地獄」をめぐりました。
そして栄養士の集まりですから食べることも忘れず、湯布院の有名ロールケーキ、郷土料理もいただきました。



****************************** 発 表 要 旨 **************************

 

診療所における行動計量学的アプローチによる
栄養教育の評価−実践と今後の課題−

○寺澤康子1) 安達美佐1)2) 中田恵津子3) 金子伸子4)
1)栄養サポートネットワーク合同会社 2)国立保健医療科学院・研究課程
3)神奈川県立がんセンター 4)厚木中町クリニック 

<要旨> 

演者らは診療所における外来栄養食事指導において、一定の標準化したプログラムを用いた継続的な栄養教育を実施し、食生活や生活習慣の行動変容について明確な評価を実施するためのシステム構築を試みてきた。また栄養教育の対象者は食事や生活の行動の特徴からいくつかのタイプに分けられ、食事・生活習慣改善のための行動変容の程度にも差があることを科学的に実証するために、対象者を栄養アセスメント項目からいくつかの特徴的なタイプに分類した。さらにタイプ別アプローチを実施した場合と実施しなかった場合の生活改善のための目標達成率を比較したので発表する。

地域における糖尿病のための個別栄養教育プログラム
による栄養教育の効果の評価研究プロトコル

安達美佐1) 山岡和枝2 小林逸郎3  渡辺満利子4  西川正子2)  飛田英裕2)  丹後俊郎2)
1)国立保健医療科学院・研究課程   2)国立保健医療科学院・技術評価部
3)医療法人社団緑寿会小林内科クリニック  4)昭和女子大学大学院

<要旨> 

本研究の目的は診療所に受診する2型糖尿病(境界型を含む)患者を対象として、管理栄養士による血糖コントロールのための個別栄養教育プログラムと従来の栄養教育という2種類の教育法を、クラスター無作為化試験により血糖値改善に対する効果の評価を行うことである。対象者は診療所の外来受診者のうち年齢が20歳以上80歳未満の者でHbA1c6.1%以上の2型糖尿病である者を対象とする。ただし妊娠中、糖尿病性増殖網膜症、糖尿病性腎症(第3期以降)である場合を除く。本研究は現在、症例登録中であるが、本報告ではこの評価研究のプロトコルについて報告する。


クラスター無作為化比較試験による食育効果の評価

 都市部女子中学生を対象とした食生活プログラム 
           

         ○渡辺満利子1)
 山岡和枝2) 丹後俊郎2) 飛田英祐2) 横塚昌子3) 
        1)昭和女子大学大学院生活機構研究科 2)国立保健医療科学院技術評価部
3)昭和女子大学 短期大学部

<要旨>

 青少年女子における「やせ」の減少は母子保健課題の一つである。食育は国民的課題であり、なかでも朝食の摂取改善が強調されているものの、食育効果の科学的評価に関する報告は殆どない。本研究では勘弁で正確度が高い食物摂取頻度調査票(FFQW82) を用いた効果的食育法(新食育法)を策定し、都内某中学生を対象とし、新食育法の効果をクラスター無作為化比較試験RCT)に基づく家庭連携型食育モデルの効果の科学的評価を行い、やせ傾向を留める効果が示唆されたが、今後さらに検討する必要がある。


がん専門病院の栄養管理にNSTが果たす役割と評価事例

○中田恵津子1) 石原正美1)  斎木一郎1) 辻智大1) 岸本有佳1)
齋藤千代美1)  平松知子1)  谷口英喜2)
神奈川県立がんセンター1)   神奈川県立保健福祉大学2)


<要旨>

当院の給食における栄養補助食品(1/日)提供システム(栄養摂取量不足の患者に対する栄養補給のため)について、NSTはこのシステムを病棟看護師が活用し易くするために、平成20年度、@NST勉強会(5月)で栄養補助食品の学習、A「患者説明用栄養補助食品ファイル」(以下ファイル)を管理栄養士とNST看護師で作成し各病棟に配布すること(10月)を企画した。また、当該年度から、勉強会にはNST看護師の出席を義務付けた。本研究では、本企画による病棟での栄養管理の変化を計量的に評価し、NSTが栄養管理システムに及ぼす効果と果たす役割について検討したので報告する。

*発表抄録のご請求、詳細等については下記メールよりご連絡ください。

  ご質問・お問い合わせはこちらまでお願いいたします
  info@nutrisupport.co.jp

このページのトップへ
TOPへ