2011年 1月  活 動 実 績

1.神奈川・東京4市で介護予防教室を開催
好評につき市内2ヶ所で同時開催している市もあります!

 平成18年度から始まった介護予防教室ですが、一昨年から徐々に開催市町村が増え、
今月は同時に4市(一市は市内2ヶ所で同時開催中)、延べ50名以上の高齢者の方々が参加しています
先月まにで3市1町の介護予防教室が終了しており、たくさんの地域で教室が展開されています
教室では、国の包括的介護予防のモデル事業の栄養領域にも提供させていただいた
「介護予防」の重要な視点を盛り込み、「楽しく、ためになり、そしてずっと続けられる介護予防」を心がけています
特定高齢者を対象とした教室ですので、低栄養状態または低栄養状態になる恐れのある方々を対象としています
栄養改善、低栄養予防に必要なエネルギー・たんぱく質摂取量の確保をめざし
「1日3食食べる」、「毎食に主菜(たんぱく質源のおかず)を食べる」、
介護予防に関連する「『食べ物頻度チェック(「食品摂取の多様性得点評価票」より改編)』の得点を上げる」 
3つの目標をかかげています
この教室のプログラムには、参加者の皆さんが教室に参加しているうちに、自然にこれらのことを
生活に定着させていけるような「しかけ」がいろいろと組み込まれています
また、出席率を上げるための工夫、参加者同士の仲間作り、お料理の試食や調理実習、
笑い声の絶えない教室風景を意識してプロデュースしています
参加者や行政からは、「参加してよかった!」−そんな楽しい思い出となり、
そして、3つの目標がいつの間にか身につく教室であると好評を得ています
スタッフはフル回転で忙しい日々を送っていますが、
参加者のたくさんの笑顔と「栄養士さんに出逢えてよかった!」の声を励ましにがんばっています

2.特定保健指導研修会 
 福井県にて講師を務めさせていただきました

 福井県にて、参加者45名を対象に「行動変容につながる保健指導」というテーマで
ロールプレイングや演習を入れた研修会を引き受けさせていただきました
ありがちな指導展開や「私達はこんな風にやっています」と指導風景を
ロールプレイングで再現し、皆で検討、演習を行いました
「ほめる演習」も行い、対象者ががんばっていることを言葉に出してほめること、
対象者の立場でほめられた際の気持ちなどを体験していただきました
これは、時間が許す限り研修で行うことが多いのですが、意外と好評です
グループワークでは、対象者の生活や食生活上の問題点の抽出に始まり、
最も優先すべき問題点を絞り込み、具体的な目標設定を行いました
抽出した問題点のどれが効率的に減量やリスク改善に関連するかをしっかり意識して
具体的な目標の設定を、2症例で行っていただきました
1症例目ではなかなかできなかったグループが多かったのですが、
2症例目ではほぼ全グループが具体的な目標の設定ができるようになっていました 
意識するとできるようになるということです
これまでの指導の視点をすこしだけ変えて取り組んでみることで、得られた成果です
かならず「みえる成果」につながっていきます
事後アンケート結果はこちらです 
         

3.第21回日本疫学会学術総会(札幌)にて
継続中の糖尿病研究の研究デザインについて示説発表しました

 平成18年から4年以上の歳月をかけて行ってきた診療所を単位とした糖尿病の研究は
昨年末で目標症例数に達することができ、ベースラインの集計を行うことができました
診療所において、管理栄養士が血糖コントロールのための一定のプログラムを用いて
継続的にフォローする方法と、従来、診療所で行われている医師や看護師が助言を与えたり
糖尿病に関する資料を提供する方法とで糖尿病の改善に差があるかといういうことを検証する研究です
診療所を単位とした対象者の割付を行う糖尿病のこの研究は、
日本で初めての「クラスター無作為割付に基づく比較試験」となります
20診療所、約200名の患者の方々、12名以上の管理栄養士の皆さんにご協力をいただきました
今後、8月くらいまでには、管理栄養士による継続的なフォローアップは
本当に血糖コントロールに効果的なのかが判明する予定です(ドキドキ!)
発表概要はこちらです 
研究デザインに関する論文発表はこちらです 

4.弊社の管理栄養士が『高齢者の「食べること」を支援するための
栄養ケアチーム指導者研修会』に参加しました

平成22年度厚生労働省老人保健事業推進費補助金による調査研究の一環である
『高齢者の「食べること」を支援するための栄養ケアチーム指導者研修会(日本健康・栄養システム学会主催)』に
弊社の鈴木洋子管理栄養士が参加し、2日間の研修と症例を用いた食事支援・栄養ケア計画の課題を提出し、
研修修了証をいただきました
この研修は、高齢者の方々ができるだけ長い間、現状を維持し生活するために大切なことである「食べること」について、
福祉施設、病院、通所施設、在宅等においていろいろな職種が栄養ケアチームとして連携を取りながら
様々な支援をしていくために必要な情報や方法を学ぶものでした
研修修了者は、それぞれの領域で他のスタッフの方々への研修内容を伝え、栄養ケアチームの編成や
食事支援・栄養ケア計画を推進していく指導的役割も要求されるものでした
研修の対象者は、病院、福祉施設、通所施設、在宅等おける高齢者医療・介護サービスの経験3年以上の医師、
歯科医師、薬剤師、看護師、管理栄養士、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、歯科衛生師、
介護支援専門員等の専門職(全国約3000名)とのことです
高齢者の方々を対象に介護予防はもとより、栄養状態の改善が必要な方、摂食・嚥下に問題がある方、
胃ろうをつけている方、認知症により食べることが困難になっている方々等の栄養ケアを積極的に進めていくことも
高齢者の方々一人ひとりが、またその周りのご家族等が幸せに暮らすことができるような社会を
整えて行くことに役立つのではないかと思っています
(写真左は修了証、写真右は介護予防教室で講師を務める鈴木管理栄養士)




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